遠くローマ帝国の時代から
現在私たちが食べているイタリアンの歴史は、遠く紀元前までさかのぼることになります。
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今夜の外食はここで決まり
今から約2000年ほど前、裕福な生活をしているローマ人の間では、1日3食という今と変わらない食事の回数と、その中の1回はコース料理のようなものを時間をかけて楽しんでいたとされています。その当時から主食は小麦粉が使用されていましたが、現在のパスタの形態はとっておらず、おかゆのような調理方のものを食べていたようです。オリーブオイルやハチミツなども食され、魚から作られた塩分のある調味料も作られていて、当時の高度な文化や食生活ぶりを知ることができます。その後、ローマ帝国は侵略や滅亡などを繰り返し、国土も様々に変化していったことで、それから1000年もの間の食生活に関する資料は見ることができませんが、1200年代になるとイタリアンの主食でもあるパスタが登場してきます。現在のように乾燥させたものではなく、手打ちの生パスタが主流で、1300年代にはパスタが販売もされるようになっていきました。
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それから、文化、芸術が花開いたルネサンス期になると、食事やコース料理の構成などを記した本なども次々と世に出されるようになり、イタリア独特の食文化が確立したかのように見えました。しかし、このころのイタリア料理に使用されていたのは、オリーブオイルの他、ハチミツや酢などが種主だっていたために、現在とは全く違う、甘味と酸味のある味わいが好まれていました。
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では、現在のようなイタリアンの味に近づいたのはいつ頃かと言うと、1700〜1800年代とされています。1861年にそれまでいくつかの国に分かれていたイタリアが統一され、共和国へとなりました。そしてこの時代になって、やっとトマトがイタリアに入ってきたのです。しかもイタリア人にとっての初めてのトマトは観賞用でした。それを食用へと品種改良を行ったのが、ナポリの人々と言われています。そして、それまで長くイタリア人に愛されていたパスタが工業生産されるようになり、トマトと出会う事になりました。さらにパスタの工場では様々な機械や施設が進化を遂げ、大量生産されイタリア国土だけでなく、ヨーロッパや果てはアメリカにまで輸出が拡大されました。アメリカには多くのイタリアからの移民も多いために、アメリカでもイタリアンは広まっていき、今では第2のアメリカ人の国民食とさえ例えられるようになりました。その後、イタリアンは日本などアジアにもぐんぐんと広がりを見せ、世界各国の人々に食べられる大変有名な料理となりました。
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