ローマのさまざまな料理

ローマは南北に長いイタリアの中部地方にあり、イタリアの首都であり、最も人口の多い都市です。2000年以上も前から栄えた大都市で、世界を見てもこのような歴史ある街はないほど、歴史的遺産の多いエリアでもあります。また、ローマはファッションでも非常に洗練された街でもあり、おしゃれなカフェやバー、レストランが数多くあり、口の肥えた市民でいつも賑わっています。ローマの地方料理は、あまり手の込んだものではなく、シンプルな作りのものが多いようです。素材の味を生かして作られたものや、古来からの農民に愛されてきた料理法がいまだに受け継がれています。

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とくに羊飼い達の間で作られていた料理は今ではローマの名物料理として残っています。仔羊や子豚を使ったオーブン焼きや薄切りの仔牛肉と生ハムを組み合わせたサルティンボッカが有名です。さらにこのエリアでは仔牛や仔羊の内臓や脳を使った料理も有名です。

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ローマ帝国から続く大都市であるローマの地方料理が内臓を使ったもの、とは少々意外ですよね。多くの政治家や芸術家、もちろん食通も集まり世界各国のいわばセレブが集まるエリアでありながら、このような質素な料理が地元の料理とは驚かれるでしょう。しかし、たび重なる戦争や侵略、圧政の中、ローマの農民はステーキやカツレツなど牛や羊の肉を食べることはできず、その後に残った内臓や脳みそを使って動物性たんぱく質を摂るしかなかったようです。様々なスパイスをうまく使いながら、煮込み料理などでおいしく食べる調理法が確立しました。ローマはエリアの東側から南側までが海に面しているので、魚介類も豊富ですが、ニョッキもよく食べられています。

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ニョッキとは、ジャガイモをゆでてつぶして一口大にしたものですが、ここローマではジャガイモの変わりにセモリナ粉、小麦粉が使われているのが特徴です。ホウレンソウを刻んで一緒に練り込んでトマトで煮込んだニョッキは、ローマーッ子のママの味となっています。また、イタリアンを食べる時には誰でも頼むピッツァもローマは有名です。ナポリのピッツァに比べると厚みがなく、300度という高温で焼き上げるのでライトな感覚の食感です。パスタでは、生クリームやパルミジャーノレッジャーノチーズを使ったカルボナーラや、太めのペン先のような形をしたペンネを使ったアラビアータが有名です。野菜料理も豊富にあり、最近日本でもよく食べられるようになったアーティーチョークやハーブのルッコラなどがよく使われています。